今年も見つけました、”ヒマ”。
和名では”トウゴマ”と呼ばれることもあります。
夏からこの時期にかけて出回る南アフリカ原産の植物です。
茎や葉が綺麗に紅色に染まり、トゲトゲした実も不思議な感じです。
昔はこの実の種子からは油脂分として、ひまし油が精製されていたようです。
ラテン語ではリシナスと呼ぶらしいですが、”ダニ”という意味だとか。
この赤い実がそう連想させているのでしょうけど、ちょっと可愛そうなネーミングです。。。
日本には平安時代に渡来したそうですが、インドでは紀元前2000年前から栽培されていたという記録や、エジプトには何と紀元前4000年前の墓地からも種子が発見されたというから驚きです。
こんな遥か昔の植物が今もこうやって観賞することもでき、自然の力の凄さを改めて感じてしまいます。