ひょんなことから木瓜の実がやってきました。
花屋さんに依頼していたのは青リンゴでしたが、この日は入荷できませんでした~と残念なことに。
でも、しばらくすると、「倉庫の片隅にありました~!!」と裏から持ってきてくださったのが、何とも言えないリンゴ。。。
こんな枝付の不格好なリンゴ、見たことないんですけど~。
しかも双子みたいに2個しっかり繋がっているのが沢山。。。
「これって本当にリンゴですか~?!」と何度も疑ってしまいましたが、リンゴと言われたらそう思うしかないですよね~。
とりあえず、岐阜には珍しいリンゴもあるのね~と思いながらお買い上げ。
でも結局、リンゴとして使うにはちょっと苦しかったので、あちこちのお店を探し回りました。。。
そして翌日またお店に伺うと、開口一番に言われたのが、
「すみません~!昨日のリンゴは、木瓜の実でした~。」
スタッフの方々も間違えることもあるのですね。
皆さん木瓜の実を見るのが初めてだったようです(笑)
私も?状態からすっきり納得です~。
それにしても、花材としてはあまり見かけない木瓜の実。
あの綺麗な花からはあまり想像つかないくらい立派な実です。。。
ジャムにしたり、ボケ酒として使われたりすることもあるようですが。
因みに、属名のChaenomelesは、ギリシャ語の「chaino(開ける)+melon(リンゴ)」からきており、裂けたリンゴの意味だそうです。
確かにそれぞれに裂け目のような筋が入っています。
そして、本当に欲しかった青リンゴ。
似て非なるもの、よく見るとやっぱり木瓜の実とは違います~。
この時期には大活躍のアイテム、これが出回るとまた暑い夏がきたことを実感。
今年もまた沢山お世話になりそうです~☆